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国民は小沢総理を望んでいるのか?

小沢完敗、菅乾杯   [2010.9.15追記] 如何な選挙の達人も国民世論には勝てなかったようである。票の出方を見ると、国民から遠ざかるほど小沢氏の票が増えていることが分かるが、国民の後押しを受けた形での菅氏の完勝で終わった。さぞかし、昨夜の乾杯は感無量だっただろう。今回の選挙は「何にもしない菅」と「何の実績も示していないにも拘わらず指導力・実行力があるように過大に評されている小沢」との一騎打ちとなったが、人物の信頼度・安心度において「総理大臣にしたくない代表選挙」という面が強く出ていた。国民の強い期待によって誕生した総理大臣というより消去法によって誕生した総理大臣ということになる訳だが、なった以上は腰を据えて国民の期待に応えるようしっかり頑張って欲しいものだ。

主党代表選、小沢氏優勢か?   [2010.9.7記] 代表選は中盤を迎えているが、メディア各社の世論調査では国民世論は指導力、牽引力においては小沢氏の力量を評価しているようだが、菅総理の再選を望み、小沢総理の誕生は望んでいないようである。普通であれば、今のような難しい経済情勢の中では国民は強力なリーダーシップを求めるものだが、小沢氏だけには総理になって欲しくないと思っているのだろう。その原因は小沢氏がこれまで行なって来た剛腕と称される数々の権力志向型のダーティーな政歴と言動に懸念を感じているのだろうと思う。これら「金は力」「数は力」という政治理念は田中角栄自民党の幹事長時代に培われたものであり、今の自民党では過去の遺物となっているものである。そういう意味では今の民主党は汚い自民党体質とクリーンイメージがダブルスタンダードとなっている。国民の大多数はそのような小沢氏に対して生理的なアレルギーを有しているのだろう。ということは、前の衆院選においても仮に小沢氏が代表であったらあのような大勝利はあったのだろうか?(政権交代の流れの中で勝つには勝っただろうが…。)今回の参院選においてももっと負けていたのではないだろうか?代表が鳩山氏であったから大勝利したのだし、菅氏だからこの程度の負けで済んだのではないか。このような見方をすれば、小沢氏が総理になるには代表選で勝つしかないと言え、そういう意味で今次の代表選は最大のチャンス到来だと言える。でありながら、国民の評価の低さのは身から出た錆びと言える。だが、選挙の名人と称される小沢氏の表情から察すると、小沢氏が菅氏を僅差で抑えているのではないか、そのように見える。未だ支持を明確にしていない一年生議員が大勢いるようだが、彼らの多くは小沢グループの選挙参謀の指示で態度を明らかにしていないだけだろう。もしも小沢氏が代表選に勝ち総理大臣に就いた場合、政権交代を期待して民主党に票を入れた国民は皮肉にも最も自民党的なダーティー政権を選択したことになり、民主党は民意を無視した総理大臣を誕生させたことになる。かって野党時代に自民党の政権たらい回しを「民意を問え」と批判して来たことは何だったのか?小沢内閣誕生は益々政局を混迷させるのではないか。

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