官僚依存の鳩山政権
ボロが出て来た鳩山政権 葵の御紋の印籠か錦の御旗の如く高々と「マニフェスト」を掲げて政権を勝ち取ったところまでは良かったが、代表質問の際、谷垣自民党総裁に対して鳩山総理が勝ち誇ったように「あなたがたに言われたくはない」と開き直りとも責任転嫁とも取れる発言をしたのは鳩山氏の真の姿が垣間見えたようで幻滅だった。言いたい気持ちは良く分かるが、それを承知で政権を奪取した筈で、も少し気の利いた言い方がありそうなものだ。情けないことに、予算委員会が始まるや、他の民主党大臣連中が我も我もと真似をする始末である。それに引き換え、加藤紘一氏の気宇壮大にして格調高い質問は氏の面目を躍如とさせるもので、一際光り輝いた。議事堂は一時間以上森として野次も無く、老若男女、与野党、内閣の全員が真剣な表情で耳を澄ませていた。こんな光景はついぞ見たことがない。「流石!」である。それにしても、八ッ場ダム、沖縄普天間基地移転、後期高齢者医療制度、日本年金機構、国債発行、等々国民が最も関心を持っている問題についてのブレが甚だしい。当初、事務次官会議の廃止や予算査定における「脱・官僚依存」振りを見せ付けられて「オッ!なかなかやるじゃないか!」と期待感を抱いたが、日を経るほどに岡田外相は、沖縄米軍基地の県外・外国移転は「公約ではない」と言い出すし、官僚の天下りについても「底抜け」振りを顕わにした。今まで黙って見て来たが、民主党が選挙中に言っていたことはやはり口先だけのパフォーマンスだったと考えるしかないようである。一体、鳩山政権は国民のために何を実行して呉れるのか?
| 固定リンク
「か行」カテゴリの記事
- 国会法改正、小沢独裁体制が進行中か?(2009.12.02)
- 危険運転致死傷罪と飲酒運転罪-福岡高裁判決(2009.05.15)
- 「強行採決」が悪法を生む(2008.04.12)
- 「子ども手当」は教育均等か、福祉か?(2009.09.22)
- 官僚依存の鳩山政権(2009.11.04)

