ノボセ上がった茶番師「そのまんま」
そのまんま東「そのまんま」の猿芝居 混迷を極める永田町に芸人東国原知事が宮崎から参入を企て一時はどうなることかと懸念したが、どうやら茶番で片が付いたようである。自民党にも見識が残っていたようで、ひとまずは安心である。東国原氏は、自らの身の不始末から干されて芸人稼業では食えず、已む無く県政へ転進した人だが、昨年度の所得を見ると「県知事を売り物」にメディアに多数出演し多額のギャラを得ていたようである。県知事職を芸にしたと見れば、大成功と言える。しかし、改めて東国原氏が宮崎県民のために「何」をしたか、ということになるとハッキリしない。マンゴーや地鶏の宣伝などは県知事でなければならないという理由はなく、極言すれば有名芸人なら誰にでも務まる。今回の「総裁にするなら…云々」という一連の騒動にしても、政治主張が「地方分権」というだけで意味不明瞭で、政治家になりきっていない「アバウト」芸人の姿が諸に出ている。異業種で人気の出た芸人「そのまんま東」の地を露わにしたのが今回の茶番劇である。お笑い芸人やバラエティー芸人には、観客の微妙な感情や顔色の変化を敏感に察知し、一瞬にして言動で挽回出来る能力が必須である。その点、目が笑わない東国原氏と目が笑う橋下氏に若干の違いはあるが、二人とも実に巧妙でよく似ている。最近の政治には「小泉劇場」以来いろいろな劇場が登場する。中には茶番劇もあり、当然、茶番師が登場する。東国原氏を見ていると茶番師を彷彿とさせるが、芸人のワラジを履いた政治屋ソノマンマではないか。このような東国原氏の有様を九州弁で「ノボセ上がる」と言うが、最近の言動を見ていると益々増長しているようで、「ノボセ上がるのもいい加減にしろ!」と言いたい。(尚、九州弁で「ノボセる」「ノボセ上がる」というのは東京弁の「舞い上がる」と「頭に血が上る」を足したような意味でチョッと馬鹿にして突き放した状態の時に用いる。)
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