無気力相撲?八百長?朝青龍対週刊現代
朝青龍八百長疑惑裁判 [2008.10.3追記]
今日10/3「横綱朝青龍の八百長疑惑」を掲載した週刊現代の発行元講談社を日本相撲協会が東京地裁に訴えた事件で、横綱朝青龍が協会側証人として出廷した。講談社側証人は元小結の板井。現役力士が証人に立つのは初めてであるが、講談社側弁護士の訊問に対しては、勿論、この記事が出るまでは「八百長」という言葉も聞いたことはないし、「中盆」という言葉も知らないと全面否認したらしい。であれば、「ガチンコは知っているか?」と聞いて欲しかった。やはり、「知らない」と答えるのだろうか?「ガチンコ」を知らない力士がいる筈がないので、嘘を付いていることが分かる。協会幹部に「ガチンコに対応する言葉は何だ?」と問えば、多分、「無気力相撲だ」と答える筈である。「ガチンコ」も「中盆(なかぼん)」も「注射」も相撲界に昔からある言葉で、「八百長」行為がなければ絶対に存在しない言葉である。そもそも「八百長」という言葉自体が相撲界から一般社会へ流布したものである。この裁判は「朝青龍が八百長をしたのか、していないのか」という点が争われているものだが、日本相撲協会の前理事長(北の湖親方)に「八百長という言葉を知っているか」と訊問してみたら如何か?北の湖前理事長が何と答えるか、非常に興味がある。この手の裁判は証拠揃えが難しいが、証言者が真実を喋っているか否かを明かすために証言者の「嘘」を暴くのは重要な一法である。知っていることを知らないと言ったり、聞いたことがあるのを聞いたことがないと言ったりさせることが必ずボロを吐き出させる。
無気力相撲 [2007.2.6記]
横綱朝青龍の八百長疑惑問題が大きくなりつつあるが、日本相撲協会は、「無気力相撲が八百長の噂の原因となるので、関取衆には日頃の稽古をしっかり土俵の上で見せて頂きたい」といったコメントでこの問題を収束させるだろう。怪しげな取り組みは一場所に数番以上見られるが、これらの八百長臭い相撲は、脇が甘い、腰が高い、顎が上がっている、この三点に絞って見ているだけでほぼ判る。角番相撲や7勝7敗の勝ち越しが賭かった一番には、これらの三点が極端に甘い取り組みが多々見られる。日頃から真面目にきちんと稽古をして来た力士でなければ幕内まで上がって来られない大相撲において、上位の関取が、脇、腰、顎の三点が甘い相撲を取ることは考えられない。しかし往々にして「星を買いに行った」と囁かれることは多い。それでもファンは、応援している角番大関が八百長っぽい相撲ででも、勝てば「来場所も大関だ」と安堵し喜ぶ。また、このような怪しげな取り組みについても相撲解説者は「元気がありませんね、どうしたんでしょうね」と同情発言するにとどめる。余りに目に余れば、相撲協会は親方や当該関取に「無気力相撲」と厳重注意をすることもあるらしい。それにしても「大関互助会」なるものが囁かれ始めてから随分経つが、公傷制度が廃止されてから目に余るようになったように思う。怪我をキチンと治して関取が安心して相撲が取れるように「二場所くらいは治療」に専念出来る公傷制度を復活させてはどうだろうか。
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