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ロス市警の「JUSTICE」の意味するもの

ジャスティスJUSTICE〗   サイパンでの突然の三浦和義容疑者逮捕には驚いた。ロス銃撃事件は日本人の感覚では既に終了した事件であっただけに、殺人事件等の凶悪事件に対するアメリカ司法当局の粘り強さに改めて学ばされた感がする。わが国は法治国家を自負しながらも日本の司法もメディアも日常では「正義(Justice)」という言葉を殆ど使わないだけに、ロス警察の未解決事件捜査班(通称、CCHU:Cold Case Homiside Unit)のリック・ジャクソン刑事が会見の中で度々使った「Justice」という言葉には、改めて新鮮な重みと揺るぎない迫力と有無を言わせぬ説得力を感じさせられた。「Justice」という言葉には「正義・公正・公明正大」「正当・妥当」という意味と、「司法・裁判」という意味がある(米国司法省:The Department of Justice)。ジャクソン刑事の言葉には、アメリカの「Freedom(自由)」が「Justice」という礎の上に築き上げられている歴史を感じた。と言って、沖縄の低級事件に対するアメリカの態度を見る限り、アメリカを「Justice」の国であるとはとても言えないが、少なくとも「自国(米国)内で起きた事件」に対してはより厳しくより真剣になるようである。これも多民族国家であるが故のことだろう。その是非は兎も角も、現代の「日本と日本人」、特に、一部ではあるが、政治家や官僚に最も欠けているのが、この「Justice」の精神ではないだろうか?法律を弄(もてあそ)ぶのが「司法」の意味であるかのように錯覚している輩が多過ぎる。

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