「10.11の快挙」、内藤champ vs 亀田Family
大毅、内藤champに敗退とTBS 今回の「10.11WBC世界フライ級タイトルマッチ」は、どうせ内藤大助チャンピオンと亀田大毅のインチキ・マッチだろうと思って時々チャネルを回して覗いたくらいで、残念ながら殆ど見ていないが、亀田一家のおびただしい暴言・反則にも屈せず、チャンピオンベルトを守った内藤大助氏は天晴れの一語に尽きる。善が悪を懲らしめた「10.11の快挙」である。瞬間最高視聴率が40%にもなったらしいが、この視聴率の高さは、一面には国民に暴力を歓迎する意識が潜在的に働いていることを示しているのだろうと懸念している。また一面では、発砲事件が絶えぬように、現代が「暴力に甘い」社会、「暴力を容認する」社会であることを暗示しているのではないだろうか。そんなことを考えながら見ると、まるで「イジメを受けた子供たちが目の前でイジメられている子供を見て自分の鬱憤を晴らしている光景のようにも見える。これを「異常」とも「病んでいる」とも感じない人はいない筈だ。その不正義に喝采を送ろうとする一般大衆の歪んだ行動の原因が何によるものか、についても検証する必要がある。徹底して悪役を演じ、何かと問題の多い亀田ファミリーであり擁護するつもりは毛頭無いが、この裏にはボクシング興行に群がる人たちの利に走るあり方もさることながら、視聴率で低迷するTBSの焦りも感じる。「怖いもの見たさ」の一般心理を逆利用し、TBSはその象徴として強面(こわもて)の「亀田ファミリー偶像」を作り出したが、視聴率アップを企図したもの以外の何物でもない。公序良俗を前提に公益電波を与えられているメディアとして如何なものだろうか?TBSに限らず、時の権力に迎合して放棄したジャーナリスト精神や、一時、問題になった「やらせ」番組を作ったテレビマンの商業意識ばかりが目に付く。この風潮が他の局に蔓延することを懸念する。
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