慚愧に堪えない
慚愧〖ざんき〗 松岡大臣が自殺した後の記者会見で、安倍総理が「慙愧に堪えません」と発言した。これを聞いて「???」と思った人が多かったのではなかろうか。私も一瞬、「大臣を辞任させなかった」ことを悔いて本音が出たか、と思ったが、その後の発言を聞いていると、どうもそうではないようである。単に「残念でなりません」と言うつもりが、これじゃ簡単過ぎる、とふと思い直し「悔やんでも悔やみきれません」と強調するつもりで口から出た単語が「慚愧」となったようである。念のため広辞苑で調べてみると、「慙愧とも書く」とあり、意味は「慙愧に堪えない」という言い方のとき「恥じ入る」という意味になる。「慙愧しける」という使い方のときは「そしる(謗る:誹る)」という意味になり、「残念」という意味は無い。安倍総理はどういうつもりで「慚愧に堪えない」と言ったのだろうか?議員たるもの、言葉は正確に使って欲しいものだ。
| 固定リンク
「さ行」カテゴリの記事
- 想定外の原発事故(2011.12.27)
- サルコジからオランドへ(2012.05.07)
- 政治資金を外為運用で金儲け!(2011.12.05)
- 水素発電?(2011.08.05)
- 再生可能エネルギー固定価格買い取り法案(2011.07.16)

