「親方日の丸」の「親方持ち」
親方日の丸〖おやかたひのまる〗 意味はそのまま「親方は国家である」という意味。安倍総理や腹心の両中川の好きな言葉である。昔は、「倒産する心配がないので、生活が安定していて羨ましい」といったニュアンスで使われたが、国債を発行し過ぎて国家が沈没しそうな現在では、非効率で無駄が多く、その上にグーたらな働き振りの官庁や公務員を攻撃する「いじめ」言葉となっている。公務員の仕事内容と使命をどの程度理解しているのか知らないが、「国家100年の計」と言われる公務員の職務と使命は、せいぜい「3年の計」か長くても「10年の計」でしかない民間企業の仕事と単純に比較するのは愚そのものである。100年の仕事には3年や10年では計れない損得を超越した「ねばならぬ」仕事がある。郵政民営化は大都市以外の過疎化を促進させる引き金となっているし、今騒いでいる社保庁改革は歳入庁まではよいが、解体民営化は年金支給額の低下をもたらし「100年保つ」と言って改正した年金制度そのものをおかしくするだろう。「親方日の丸」の利益を最も享受しているのは、安倍さん、両中川さん、あなたたち国会議員ですぞ。企業や個人から献金を受けながら領収書は不要で、さらに税金から政党補助金まで受けるという「親方持ち」も甚だしい。その上に、赤坂の新宿舎には東京地方区選出の杉村太蔵議員までも入居している。議員宿舎とは本来、地方の自宅と東京の二重生活となる地方議員の国会・委員会活動に資するための施設である筈である。東京や近郊の議員は自分の住居は自前で用意するのが当たり前であろう。何で無茶苦茶安い家賃で高級住居を用意してあげなければならないのか?これこそ、「親方日の丸」の「親方持ち」以外の何物でもない。二重生活者でない議員の新宿舎家賃は市価同等として徴収するか、あるいは現物給与として家賃との差額を課税対象とすべきであろう。
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