離婚後300日以内出産児の父親
300日問題〖さんびゃくにちもんだい〗 「離婚後300日以内に生まれた子は離婚前の夫を父親と見做す」という民法規定が「離婚後の男性が父親であることを証明できるときはその男性を父親とする」と出生手続きの取り扱いが改められた。母親と生まれてくる子供のためにも適切な判断をしたと評価している。そもそも法律用語としての「見做す」とは「法律上これを同一視する」という意味で「推定」よりも強い意味を持つ。推定とは「法が合理的に推量して下す判断で、事実が異なることが証明されたたときは効果を失う」というものである。この「300日問題」は、立法時において「証明するだけの方法手段が無かった」から後々の権利関係の紛争を出来るだけ避けるために国家が「見做す(同一視する)」という強い立場に立って作られたものである。しかし、法解釈はそうであっても、所詮「見做す」は「見做す」に過ぎず、「同一」とは異にし当然「同一」に勝るものではない。法律の適正な解釈適用は、時代の変化と科学の進歩によってむしろ担保されていっており、日進月歩している現代医学において真の父親や真の母親を特定することは難しくなくなった現代においては「300日」の判断は至極当然の成り行きと言える。この問題で家庭と家族の絆の「安心」を最も熱望しているのは子供の母親である。安倍総理が法改正に反対で異を唱えていることは理解出来ない。
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